学校の先生っていらなくない?オンライン授業による先生の役割とは

学校の先生っていらなくない?学校

どうも!サポティーです!

最近、「オンライン授業」という言葉をよく聞きますよね。

オンライン授業は、一つの授業で何千人、何万人という子どもに同じ授業を受けさせることができます。

極論、「授業が上手い先生(あるいは塾講師)の授業を使い回すことができるので、学校の先生がいらなくなる!」と意見もあるくらいです。

しかし、学校の先生がいらなくなることはまずないです!オンライン授業における先生の役割があるからです!

この記事では、オンライン授業についてと、オンライン授業による授業改革についての解説をします。

今後の学校がどう変わっていくかに興味がある人は、是非最後まで読んでください。

オンライン授業とは|インターネットを利用した授業

オンライン授業とは、インターネットを利用した授業のことです。インターネットを利用することで、離れた場所の人でも授業に参加することができます。

新型コロナウイルスの感染が日本全国で広まり、学校が全国一斉休校となり、「オンライン授業」が注目されるようになりました。

オンライン授業には、大きく分けて2つの形式があります。

オンライン授業の形式1|オンデマンド型

オンデマンド型のオンライン授業では、事前に録画した授業を各自のデバイスで視聴する形式です。

授業者が事前にクラウド上などに授業動画をアップロードし、受講者が自分の端末から動画をダウンロードします。

再生や停止を各自で行えるため、自分のペースで学習を進められるところがメリットです。

サポティー
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「東進ハイスクール」が有名ですよね!人気講師の授業をいつでも受けることができます。
現在は、YouTube等でも無料でいろんな授業を受けることができるようになりました。

オンライン授業の形式2|リアルタイム型

いわゆる生放送型の授業をいいます。ZoomやSkypeなどのweb会議ツールを使って、授業者と参加者が双方向でコミュニケーションを取りながら授業をする形式です。

リアルタイム型は、質問や話し合いをしやすいところがメリットですね。

サポティー
サポティー

リモート飲みやリモート会議など、web会議ツールを使ってみた人は増えましたよね!

オンライン授業の現状|実施状況は1割未満

全国の公立学校(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)において、オンライン授業を実施しているのは、1割未満です。

2020年4月16日時点での学校でのオンライン授業の取組状況について調査した結果が次の通りです👇

回答数割合
教科書や紙の教材を活用した家庭学習1213100%
テレビ放送を活用した家庭学習28824%
教育委員会が独自に作成した授業動画を活用した家庭学習11810%
上記以外のデジタル教科書やデジタル教材を活用した家庭学習35329%
同時双方向型のオンライン指導を通じた家庭学習605%
その他14512%
出典:新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した
公立学校における学習指導等の取組状況について
文部科学省

「教育委員会が独自に作成した授業動画を活用した家庭学習」が、オンデマンド型のオンライン授業のことです。実施している学校は、全体の10%です。

「同時双方向型のオンライン指導を通じた家庭学習」が、リアルタイム型のオンライン授業のことです。実施している学校は、全体でたったの5%です。

つまり、オンライン授業を実施している学校は、100校あったら1校あるかないかという数です。

新型コロナウイルスによる全国一斉休校を受けて、現在はオンライン授業を行っている学校はもう少し多いかと思いますが、それでもまだまだ普及していないことがお分かりいただけたでしょうか?

オンライン授業が普及しない原因

オンライン授業が普及しない原因としては、次の3点があります。

  1. 予算が足りない
  2. インターネット環境が整っていない家庭がある
  3. そもそも教師がICT機器を使いこなせない

1.予算が足りない

オンライン授業を行うには、当然費用がかかります

パソコンやタブレット、通信環境の整備など、学校の予算だけでは到底足りません。

しかし、通信環境を整備するためにかかる費用を国が補助することとなっています。その補助金はなんと、「約2292億円」!

それほど、通信環境を整備するにはお金が必要ということですね。

2.インターネット環境が整っていない家庭がある

公教育では、全員に等しく教育を行うことを目的としているため、インターネットの環境が整っていない家庭が一つでもあると、学校でオンライン授業を行うことができません。

私立の学校では、ほとんどの家庭にネット環境があるので、早めにオンライン授業に移行することができます。

3.そもそも教師がICT機器を使いこなせない

教師の多くはアナログです。いまだに一太郎を使っている先生も多いです…

オンライン授業をするにも、動画の撮り方や編集の仕方、アプリの使い方など、一つ一つハードルが高いです。

教師のデジタル嫌いも、オンライン授業を妨げる要因であると言えますね…

オンライン授業の今後

オンライン授業の今後について解説します。世間からも知名度が上がりつつある、オンライン授業、これからますます話題になります。

全国の学校で普及

今後、オンライン授業は全国の学校で普及されるでしょう。文部科学省が「GIGAスクール構想」を掲げ、子ども1人1台パソコンを本気で実現しようとしているからです。

「GIGAスクール構想」については次の記事で紹介しています。

新型コロナウイルスによる全国一斉休校もあり、今後もオンライン授業を導入する学校は増えてきます。

ただし、全国的に普及するにはまだまだ時間はかかります。教育現場のIT人材不足や、変革に弱いところが足かせになっていますね。

授業形式の変革

オンライン授業が普及されれば、現在の「対面式授業」が見直されるでしょう。対面式授業のデメリットは、学習効率が悪いところです。大勢の子どもたちに同じことを教えるため、どうしても授業のレベルや進度を中間層に合わせなければなりません。

オンライン授業の「オンデマンド型」を活用すれば、子どもたちは自分のペースで学習を進めることができます。

勉強が得意な子はどんどん学習を進められます。反対に、苦手な子は動画を止めたり、復習したりしながら学習をすることができます。

リアルタイム型」の授業では、学校に来ることができない子どもの学習も保障することができます。

いじめなどで不登校になってしまった子どもや、入院などで学校に来られなくなってしまった子どもなどが、離れた場所からでも授業に参加することができます。

今まで学校に来ることが前提として考えられてきた「対面式授業」が、見直されるときが来たと言えますね。

学校の先生の役割変化

学校の先生は、「チューター」のような役割が大切になってきます。

オンライン授業によって、勉強が得意な子どもは独学で問題はありませんが、勉強が苦手な子に対してきめ細やかなフォローをする必要があります。

オンラインでの学習だけでは足りないところを、学校の先生が支援をする。一斉授業ではなかなか手をかけることができなかった子どもたちへの支援がとても重要になってきます。

学校の先生の在り方も変化していくことになりますね。

サポティーまとめ

オンライン授業とは、インターネットを利用した授業のことです。

事前に録画した動画を見せる「オンデマンド型」、双方向のコミュニケーションができる「リアルタイム型」があります。

オンライン授業のメリットは、「一人ひとりに合った教育を行うことができる」ことです。

オンライン授業だからといって、学校の先生がいらなくなることは決してありません。学校の先生の役割が変わるだけなのです。

勉強が得意な子は現在の対面式授業では退屈です。非効率な授業のせいで貴重な学習時間を奪われています。

得意な子にしてみれば、学習動画をみながらどんどん進められます。つまり、オンライン授業で「伸びる子をより伸ばす」ことができます。

逆に、苦手な子に対して丁寧な学習支援を行うこともできます。一斉授業でなくなれば、先生が一人ひとりに目をやる時間が増えます。勉強が苦手な子に対して、きめ細やかに勉強を教えることができます。

まさに、「取りこぼしのない教育」!

きめ細やかな支援をする役割こそ、学校の先生の新たな役割です。

また、オンラインでの学習の記録を保存しておけば、子ども一人ひとりの「学びのポートフォリオ」を作ることができます。先生が変わったとしても、ポートフォリオを確認すれば子どもの得意不得意をどの先生でも把握することができます。

今後、オンライン授業はますます注目されるでしょう。しかし、全国的に普及するにはまだまだ時間と費用がかかりそうです。

ただ、オンライン授業はこれからの時代、より良い教育をする上で必要不可欠なものになります。これからの教育現場の変革が楽しみですね。

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