【ギガって何?GIGAスクール構想のおさらい】近い将来、学校はオンライン化する!?

ギガって何?学校
ネットワークのイメージ

 どうも!サポティーです!

 「GIGAスクール構想」という言葉を聞いたことはありますか?

 2019年末、萩生田文部科学大臣から発信された教育改革です。令和時代の新しいスタンダードとして掲げられ、実現に向けて動き始めました。

子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて~令和時代のスタンダードとしての1人1台端末環境~≪文部科学大臣メッセージ≫

文部科学省HP

 メディアでもよく取り上げられるようになりましたが、現場の教員からも「パソコンを1人1台配備するだけでしょ?」と全容を理解していない声もあります。

 ことさら、対象となる子どもたちや保護者の方々にとって、分かりにくい内容なのではないでしょうか?

 確かにGIGAスクール構想の主軸は「1人1台端末環境を実現する」ことです。しかし、他にも重要なことが示されています。

 この記事では、「GIGAスクール構想」とは何なのか、どのようなことが実現させるのかについてお伝えします。

【GIGAスクール構想が実現するとどうなる?】

 初めに、イメージを掴んでもらうために、GIGAスクール構想が実現したらどうなるかについて解説します。

 つまり、近い将来教育現場はこうなる!という未来予想です。

実現1|入学後、あなたの手元にChromebookが!

 小学校、中学校、高校に入学すると、学校から何を渡されますか?

 ピカピカの教科書やカッコイイ生徒手帳、もらったときはこれからの学校生活に胸を踊らせる人もいるかと思います。

 その他に、先生から…

「はい、これがあなたのChromebook(クロームブック)です。卒業まで使いますので、大切に使ってください。」

と言われるようになります。

 これこそが文科省が力を注いでいる「令和時代のスタンダードとしての1人1台端末環境」です。

 学習用として、学校でも自宅でも自分のパソコンを使えるようになります。

 今までは、学校のパソコン室だけしか使えなかったパソコンが、持ち運べるようになった感覚です。

実現2|ペーパーレス化!連絡事項はパソコンで!

 これは生徒にも教員にも関わってくることです。

 毎日のクラスでの連絡事項が…

 先生「来週の予定や提出書類は、Googleドライブにアップしておきました。各自、確認しておくようにお願いします。」

 クラウドの活用が前提となります。今まで紙で渡していたプリントなどは、全てクラウド上にアップをして、自分のパソコンから確認することができます。

 

 職員室内も変化があります…

 先生「○年○組の4月の出席簿、データ入力が終わりました。」 

 教員が毎月行っているクラスの出席簿管理もクラウド上で行うことができるようになります。

 現在は紙で行っている学校が多いです。一人ひとりの出席状況を毎日チェックし、月末に一人ひとり遅刻や欠席の数を電卓を使いながら計算していました。

 クラウド上でデータのやりとりができるようになるので、とても便利です。

実現3|授業の持ち物の中にChromebookが!

 教育のICT化が急速に加速します。

 ある授業では…

先生「若者の投票率について皆さんはどう思いますか?」

生徒A「(手元のパソコンを見ながら)日本の全体の投票率が○%に対して、20代の投票率は△%と書いてあります」

生徒B「(手元のパソコンを見ながら)××党の公約には、僕たちには関係ないことが書いてあるな〜」

・・・

 ☝️社会科の授業で、生徒がパソコンを手元で使いながら進んでいます。

 これからの社会は、単に知識だけを学ぶ「知識詰め込み型」ではなく、自分が知っている知識や調べた知識を活用する「知識活用型」と言われています。

 鉛筆とノートと並んで、パソコンが授業の日常のツールとなるでしょう。

実現4|オンライン授業が当たり前!?

生徒「(先生、この問題が分からないので質問をしてもいいですか?)」

先生「(よし、じゃー今からmeetしましょう!)この問題は…こうすると…こうなるんだよ!」

 ☝️お分かりいただけましたでしょうか?これはオンライン授業の様子です。

 GoogleMeet(グーグルミート)を使って、オンライン上で生徒と先生がやりとりをしています。

 子ども一人ひとりにパソコンが配備され、通信環境も整ってしまえば、オンライン授業がより日常化してくるでしょう。

 今までは対面授業が当たり前ですが、これからはオンライン授業が当たり前になるかもしれません。

 パソコンでの学習の履歴はクラウド上に保存されることで、子ども一人ひとりの学びのポートが完成します。

 どの子どもがどの学習でつまずいたか、どの分野が得意なのか、学年を超えてデータが蓄積されます。教員にとって、子どもの実態をより把握でき、きめ細やかな学習支援をすることもできるようになります。

 GIGAスクール構想は、新しい学びのスタイルを確立させるかもしれません。

【GIGAスクール構想とは?】

 GIGAスクール構想とは、次のように説明されています。

GIGAスクール構想とは、義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画です。

その目的は子どもたち一人一人の個性に合わせた教育の実現にあります。さらに、教職員の業務を支援する「統合系校務支援システム」の導入で、教員の働き方改革につなげる狙いもあります。

https://www.it-ex.com/features/gigaschool.html

 つまり、「AI時代」や「Society5.0時代」を生きるこれからの子どもたちに、1人1台パソコンを渡し、生きる力を育んでいくということです。さらに、教員の業務もICT化によって、効率化を図るということです。

 GIGA(ギガ)とは、「Global and Innovation Gateway for All」を意味します。
 直訳で、「みんなのグローバルで革新的な入り口」です。(直訳するとよく分かりませんね。高輪ゲートウェイとは関係ありません。)

 文科省は公式プロモーション動画を作成し、実現に向けて本格的に動いています。

「学校における1人1台端末環境」公式プロモーション動画

サポティーまとめ

 GIGAスクール構想が実現されるにあたって、今までの学びの在り方や教師の在り方を見つめ直さなければならないと思います。

 一斉授業では、どうしてもミスマッチが起きてしまいます。学習についていけない子どもや既に塾で学んでいるため授業に飽きてしまう子どもなど、実態の幅が大きいです。

 GIGAスクール構想によって子ども一人ひとりにICT環境を整えたら、一刻も早くオンライン教育を推進するべきだと思います。

 文科省もコロナ禍でオンライン教育を早急に実現しようと考えています。

新型コロナウイルス感染症対策のための小学校等における臨時休業に伴う
生活保護業務における教材代の取扱いについて
今般、新型コロナウイルス感染症対策のため、多くの小学校、中学校、高等学校等(以
下「学校」という。)において、臨時休業等の措置が講じられています。こうした状況も踏まえ、文部科学省においては令和2年度補正予算で、災害や感染症の発生等による学校の臨時休業等の緊急時においても、ICTの活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現するため、ICT端末や通信機器等の環境整備に必要な経費を措置しています。当該予算では、公立学校の児童生徒には1人1台端末を支給するための費用が計上されており、各教育委員会の方針に基づき、学校における教育活動の一部をオンラインで実施する取組が更に促進されることが想定されるところです。
被保護世帯の児童生徒等が家庭学習を行う際の留意点については、「被保護世帯の児童生徒等の家庭学習に係る留意点について」(令和2年4月20日付厚生労働省社会・援護局保護課事務連絡)においてお示ししたところですが、学校がICTを活用した教育を実施するにあたり、被保護世帯に通信費(モバイルルーター等の最低限必要な通信機器の支給又は無償貸与等が行われない場合は、これらの購入又はレンタルに係る費用を含む。以下同じ。)の費用負担が生じた場合の生活保護業務における取扱い等について、下記のとおりお示ししますので、各自治体におかれては、ご了知の上適切に対応をお願いします。併せて、都道府県におかれては管内実施機関に対し周知方お願いします。

文部科学省HP 【02.05.15掲載】(事務連絡)新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けた家庭での学習や校務継続のためのICTの積極的活用について(令和2年5月15日) (PDF:509KB) PDF

 GIGAスクール構想が、当初の予定より前倒ししながら実現に向けて動いています。

 しかし、まだまだ学校現場ではオンライン化が進んでいないのが現状です。対して、学習塾では早期にオンライン授業に切り替えて、子どもたちの学びの保障を行っています。

 社会全体がオンライン化されている中で、ますます学校は遅れをとっています。このままでは学校の在り方も考えなくてはいけないかもしれません。

 是非とも、GIGAスクール構想を実現し、「新しい学校生活様式」を目指してほしいです。

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